2017年10月02日 17:00
桜橋から犀川大橋方面へと続く犀川沿いの道。金沢ゆかりの文豪・室生犀星にちなんで「犀星のみち」と名付けられています。道中、犀星の句碑の程近くに、別の句碑が並んでいるのを見かけました。
俳句雑誌「ホトトギス」の二代主宰で俳人の高浜虚子(1874~1959)と、その息子で、同じく三代主宰の高浜年尾(1900~1979)の句碑です。「北國の時雨日和やそれが好き」(高浜虚子) 、「秋深き犀川ほとり蝶飛べり」(高浜年尾)。
俳人2共に、金沢に来遊した際の作品だそうです。「ホトトギス」は明治30年の創刊から100年以上休むことなく刊行され続けており、その系譜を継ぐ石川県内最大規模の俳句結社「あらうみ会」によって、昭和46年に建てられました。
俳人の詠む金沢の情景の美しさに、いつも見ている風景も少し違って感じられます。
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