2022年12月30日 12:00
道路を通行すれば必ず目にする道路交通標識。なかでも車両の侵入を規制する「矢印標識(指定方向外進行禁止標識)」はよく見ますね。
一般的なカタチのものがほとんどですが、道路や交差点の状況によって複雑に枝分かれしたものもあります。
ふだんから何の気なしに見ていますが、変なカタチの標識は人呼んで
愛好するマニアがいるそうですね。戦災に遭っていない城下町金沢は、藩政期以来の細い路地と、近代以降に整備された道路が交わって、異形標識の宝庫?なのかもしれません。
ということで、ちょっと探してみました!
■斜めに交わる道路を忠実に再現!
まずは手始めに金沢のメーンストリートの一つ、武蔵ヶ辻交差点から。直角ではなく少し斜めに交わった変則的な四つ角に合わせて矢印も忠実に“かたがって”(傾いて)いますね。
すぐ近くのむさし西交差点(右)も、スタジオ通りに入るクルマを規制するために、やや変則的なカタチになっています。
■カーブも交わった変則五叉路
続いて桜坂交差点。いわゆる右折禁止ですが、右方に路地が2つある変則五叉路で、進行可能な道路もカーブしていているので、いい感じで「異形」になっています。
同じく変則五叉路の三口新町交差点(右)も似たカタチですね。
■もはや星型にしか見えない?! 六叉路交差点
瓢箪町にある安江町北の六叉路交差点は、まさに「異形矢印標識」の代表格!もはやどこに進めるのか、進んじゃいけないのか、一瞬で判断するのは難しそうです。
コチラはパン屋「ワタナベヤ!」の前にありますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。もちろん安全運転をお忘れなく。
■まだまだある城下町の異形矢印標識!
そのほか、城下町らしい食い違い十字路の武蔵町や平和町のほか、きれいなY字型の笠舞、城南、新竪町3丁目で見つけた標識も含めて一覧にしておきました。
こんな「異形矢印標識」があるよ!という情報があったら、ぜひいいじ金沢にお寄せください!
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