2022年08月11日 19:30 

【まちネタ】金沢で初めてレンガが使われた建造物、尾山神社本殿側面の透塀

加賀藩祖・前田利家公と正室まつを祀る尾山神社。ギヤマンが美しい国指定重要文化財の神門は、兼六園とともに金沢のシンボルとなっています。

個性的なデザインの神門にばかり目が行ってしまいますが、本殿の右側面に当たる玉垣にもぜひ注目してください。神社では珍しいレンガ造りで、前田家の家紋「剣梅鉢紋」の御門透かしがあります。
 

銅板屋根の本殿

この透塀は、金沢で初めてレンガが使われた建造物といわれています。使用されたレンガも金沢で焼かれたもので、当時の瓦職人が見よう見まねで作ったそうです。やや焼き色にムラが目立つのもそのせいだとか。

積み方は1段ごとにレンガの長面と短面を交替させた「イギリス積み」。きれいに積まれています。ぜひ尾山神社に参拝の際には、チェックしてみてください。
 

スポット情報

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尾山神社( おやまじんじゃ )

住所:
〒920-0918
金沢市尾山町11-1
電話番号:
076-231-7210
URL:
http://www.oyama-jinja.or.jp/
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