2022年02月10日 19:30
■保守分裂で激戦必至!28年ぶりの新知事はだれ?
谷本知事の勇退により”保守王国”が分裂、三つどもえの戦いに共産系候補が割って入り、4人による選挙戦が確実になった石川県知事選挙。告示前ですが早くも熱戦が繰り広げられています。
候補者を選ぶ際には政策本位、人物本位、所属政党、地縁血縁などなど、重視すべき項目は人それぞれですね。下馬評が飛び交っていますが、今回の選挙は本当に決定打に欠ける混戦ですね。
選挙情勢の分析や各候補の政策検証なんてスゴイことはできませんので、保守分裂の3候補を”違った視点”から勝手に比べてみました。
■視点はズバリ出身高校!
同窓会などでの結びつきはもちろん、地域の経済活動でもつながりが大きいですよね。見たことも会ったこともないのに、出身高校が同じ同窓生だと、ライバル関係にあったとしても何かしら親近感を覚えるのはなぜでしょうか。
保守系3候補の出身高校は次の通り(出馬表明順)。
さすがは県知事候補、やはり県内有数の有名高校、進学校で学ばれたんですね。どんな学生生活を送ったのでしょうか。
■偏差値では泉丘、金大附属が実力伯仲!
この3校を偏差値順に並べれば、金大附属と泉丘が双璧、一歩も譲りません。まさに県内トップの進学校ですから、私立No.1の星稜も一歩及びませんね。
■同窓生数では星稜が泉丘、金大附属を上回る
でも同窓生順に並べてみると、星稜が最も多く、泉丘、金大附属の順となります。金大附属はクラスが少ないですから、圧倒的に少ないですね。
《2022年の1学年定員》
星稜 532人
泉丘 400人
金大附属120人
今年の定員ですが、ここ数十年のスパンでみても変わりはありませんね。
そして地域に残って活躍している確率(私見です)でいえば、星稜がダントツでしょう。泉丘や金大附属はトップクラスの進学校ですから、県外の一流大学に進学して石川県には帰ってこない同窓生も多いですね。
有権者数は少ないかもしれませんが、”影響力”という観点では、企業経営者など各界で活躍している逸材が多い、金大附属や泉丘の同窓生はやはり強力ですね。
いずれにせよ数がモノをいう選挙の世界ですから、同窓生の数の上では馳氏が一歩リード、山野氏、山田氏が追う展開、というところでしょうか。団体役員の飯森博子氏も立候補を表明しています。
どんどん選挙戦は熱を帯びていきます。いろいろな情報に惑わされることなく、各候補の政策や人柄を自分なりによくチェックして、来たる3月13日に清き一票を投じましょう。
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