2026年7月1日
※この記事は「はっぴーママいしかわvol.45」(2015年3・4月号)に掲載されたものです。
あなたの笑顔で子どもを包み込み、「あなたを誰より愛しています」という「愛情シャワー」を惜しみなく注いであげること。
でも実際は、それが難しいときもありますよね。大丈夫。それが大切だと分かっているあなたは、今のままで大丈夫。
子育てで一番大切なことは、何気ない日々の生活、その繰り返しの中にあると考えます。
子育てのために、高価で特別な環境を準備する必要は全くありません。「当たり前」であることが大切です。「当たり前」とは、毎日の何気ない生活そのものです。「あなたを愛しているよ」という空気、子どもへ無条件の「愛情シャワー」を注いであげること、それが心身ともに健康な子を育てるうえで、とても重要なのです。日々の基本的な生活習慣(食事・排泄・睡眠・着衣・清潔)を保ちながら、自然体でいること…。それがあれば大丈夫!「完璧な環境」を目指す必要はありません。
しかしママは、子育てにどれだけ多くのエネルギーが必要なことか。母乳(ミルク)から離乳食、イヤイヤ期、泣きそうになるぐらい大変です。そのうえ将来のためにと早期教育も考えて一生懸命になりすぎて、ママは余裕がなくなりがち…。そんなに頑張らなくても、今のままでいいのです。「生まれてくれて本当にありがとう」という気持ち、無条件の愛を我が子に注ぐことを、忘れてしまわないように気を付けてくださいね。
ママ、あなたは十分に頑張っています。子育てに完璧は必要ない。「いい加減、良い加減!」の心持ちが大切なのです。
子どもを抱きしめ、誕生から母乳(ミルク)をあげ、ともに遊び、笑いかけ、話しかけ、読み聞かせる…。それが子どもの才能を引き出す最良、最高の方法なのです。毎日の何気ない生活そのものが、何よりの最高の子育てです。特別なことは必要なく、平凡で何気ない家庭環境こそが一番大事なのです。
いつも読んでくださっていたママ、本当にありがとうございました。
8年にわたる連載は、これで終わります。
最後は、私が最も伝えたい子育てで一番大切にしてほしいことをどうか伝わるよう繰り返しました。
ママ、あなたはあなたのままでいいよ。
私はずうっーと、あなたの子育てを応援しています。

保育カウンセラー 酢谷 温子先生
金沢福祉専門学校顧問。保育園、こども園、幼稚園、児童館などで子育て講演や保育者指導を多数実施。また、不登校の小・中・高校生のカウンセリング、石川県シルバー人材センターの保育サポーター養成講座の講師も務める。