2020年11月01日 6:30
加賀友禅の訪問着は年代を問わず長く愛用できます
昭和8年に創業、加賀友禅を中心に取り扱う「加賀友禅 うえだ」。振袖や訪問着のほか、座布団や額絵などが並びます。
女将の上田理碧さんは、忙しくお店を切り盛りする傍ら、華道の古流柏葉会会頭として多くのお弟子さんに教授しています。一度はいけ花から離れた方が再び稽古に戻って来て、それが仕事に繋がることも。「最近、弟子の娘さんの成人祝いの振袖を納めたばかりです」と自分の子どものことのようにうれしそうに語ってくれました。
人と長く深い交流を続けるための秘訣は「おかげさまで、という気持ち」。34 歳のときに大病を患ったことが転機となり、周りへの感謝や人の役に立ちたいという思いが一層強くなりました。「若い頃に戻りたいという人もいますが、私は今までの日々を積み重ねた今この瞬間が一番充実しています」とお話ししてくれました。
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